技術情報(曲げデータ)
*このデータは参考です。パンチR・材料等により変動しますので、曲げテストをお勧めします。
●ピアス穴近傍の曲げ | |
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ピアス穴が変形しない限界ゲージ寸法は、Vダイに比べウイングベンドの方が、厚板になるほど有効。又、ピアス穴周辺へのキズ及び、肩Rでの食い込むような曲げキズがワークに付かない。外観上良好。 斜め曲げ・・・ 両サイドの膨らみが無く曲がるのも特徴 |
●曲げ伸び値 | |
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※ 両伸び値=(A+B)−L |
(各タイプ別仮想V幅) WB-120・・・V6- WB-230・・・V10 WB-350・・・V16 WB-650・・・V25 |
曲げ伸び値については、薄板以外は板厚に対する適正V幅による曲げ伸び値より、若干伸び値が小さくなっている。 薄板の伸び値が、Vダイ曲げに対し数値が大きいのは、ウイングベンドの仮想V幅が、板厚に対する適正V幅より大きい為。 |
●製品外R | |
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外R寸法は、伸び値と同様に薄板以外は、板厚に対する適正V幅による外R寸法より、若干数値が小さくなっている。 Vダイは下型と上型の挟み込みで角度・精度を出すが、WINGBENDは上型先端パンチを包み込む曲げの為、内Rの仕上がりが綺麗になる。 |
(最大パンチ形状と板厚の範囲) WB120…先端パンチ1.0Rで板厚1.2tまで可能 WB230…先端パンチ3.0Rで板厚1.6tまで可能 WB350…先端パンチ3.0Rで板厚2.6tまで可能 WB650…先端パンチ10.0Rで板厚2.6tまで可能 |
●曲げ所要圧力 |
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ウイングベンド加工の場合、曲げ圧力のピークは、曲げ角度110°〜130°の辺りにあり、その圧力は、90°加工時の圧力の約2〜3割増しになっている。 |
●加工可能最小フランジ長さ(ショートフランジ) | |
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加工可能最小フランジ長さについては、板厚範囲の中間から厚板の加工に対し、Vダイによる曲げより短いフランジ加工が可能である。特に厚板についてのメリットが大きい。又、Vダイによるショートフランジ加工は、一般的に板厚に対し、狭いV幅を使用するため、どうしても肩Rでの曲げキズが、かなり深くついてしまうが、ウイングベンドではそのようなキズがワークに付かない。 |